隣に住んでる中学生の女の子から1,000円貸して欲しいと言われ・・・【涙腺崩壊】

葬式の手配とか役所でやる手続きとか、そんな物もやらなくちゃならないけど、

お婆さんも混乱してて、俺も彼女も、やった事もなくて戸惑って。

また親父に電話をした。「そうか。」それだけ言って、また来てくれて。

半泣きで礼を言ったらビンタが飛んできた。「あの子の前でその面するなよ」と。

親父は、色々な事を一つ一つ処理していってくれた。頼もしかった。

葬式、火葬。現実味が無いまま淡々と進んでいって。

お骨になったお母さん見ても、まだ全然、これ何かの間違いだろって感じで。

お婆さんは、赤い目して口引き結んで。それでもしっかり背筋伸ばしてて。

彼女は涙をみせなかったけど、表情無くしてて。ずっと俺の手、痛いくらい握ってて。

時々、彼女に視線落とした俺と目があって。小さく頷いて。

全部の事が済むと、親父は俺達アパートに送って、仕事の為にすぐ帰って。

俺は一人、自分の部屋でただ座ってた。呆然と。頭が全然、動かなかった。

夜中になって、彼女がドア叩いた。Tシャツ、ジャージ姿。すぐ部屋に入れた。

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