「顔遠いから頭下げて下さいー。」俺が少し屈んだら彼女に向かって「ほっぺにキスしてー。」
ゆっくり俺の方見る彼女がいて。しないしない、と手振ったら「後でこっそりだよねー。」
一斉にひやかされて。照れる彼女の顔、手で包んで隠したら「やさしー。」困った状況だった。
いつもそうなのか、式の後でハイだったからなのか。彼女の友達、みんなうるさいくらい賑やかで。
彼女は俺とセットでいいオモチャにされてたというか。たくさん笑わせて貰って。
湿っぽさを感じる事は全く無く。卒業式も今はこんな感じなのかなと。ちょっとギャップを感じて。
普段は殆ど感じなかった年齢差だけど、何となく気付かされた六歳差。まだ大きな差だった。
帰る雰囲気になった時はもう四時半回ってて、こんな日くらいはと夕食誘って回転寿司屋行って。
ワサビがダメな彼女、さび抜き注文するの俺に頼んで。俺から店員さんに声かけて頼んで。
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