不良小学生の俺らが友達の父親を襲撃した結果、予想してなかった展開に…!

首を激しく上下に振り、理解したというジェスチャーを繰り返す。

俺達が昨日、何もできなかったオヤジを一撃で沈め、あっという間にこの家を占領してしまった。

俺と本田は顔を見合わせた・・・

俺・本田「すげえ・・・」

しかしいつまでも感動してはいられない。

すぐに俺と本田は坂倉の目隠しを取り、「もう大丈夫だ!」と声をかける。

坂倉がこちらに振り返ると目をパチクリさせていた。

音は聞こえていたはずだと思うが目の前にある現実をなかなか受け止められなかったんだろう。

俺「大丈夫だ。もう大丈夫だ。」

何か声をかけなきゃ!と出てきた言葉は「大丈夫だ」

これしかなかったが俺が伝えたかった事は無事に伝わり、端正な顔を崩して泣き崩れた坂倉・・・

相当・・・きつかったんだろうな・・・

母ちゃん「さて、オヤジさん。話できるかな?」

オヤジ「フホーーー!フホーーー!」

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