不良小学生の俺らが友達の父親を襲撃した結果、予想してなかった展開に…!

なせば成る!俺はそれだけを信じて必死に説得した。

地面に落としていた目線は徐々に上に登ってくる。

なんともいえない悲しいような悩んだような、そんな目だった。

目の奥では不安がみえみえで誰かが横からやめとけ!って止めて欲しそうな目。

しかし俺はもう引き返す術を知らなかった・・・

後退の一歩をたどるとは知らずに・・・

俺はすぐに本田と坂倉を合わせた。

ガキ同士にちょっとした不良気取りの二人はすぐに打ち解けた。

そして本田が細かく作戦を立てていく・・・

まず坂倉の母親は夜にスナックに勤めていて帰ってくるのは夜中の2時頃だということ。

オヤジはたいがいパチンコに行っているが夜11時にはほぼいることを把握。

そこから、土曜日に全員本田の家に泊まり、

準備を整え深夜に抜けだし坂倉の家に出撃し、有無を言わさず襲い掛かるという流れでまとまった。

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