それを母親は何も気にせずいたのだろう。
寝そべったままの恰好で入ってきた俺たちに目を向け、キョトンとした顔をしていた。
テレビはついていた。子供をこんな状況にして平気な顔をしてテレビを見ていたのか・・・・
俺があっけに取られていると本田母が続いて入ってくる・・・
坂倉母「な・・なによあんたたち!」
坂倉母は俺たちを問いただすが本田母は表情一つ変えず坂倉母に近づき
寝そべって下にあった顔をつま先でけり上げる・・・
「ぷるあぁ!」と聞いたこともない叫び声が響くと
即座に馬乗りになり本田母は静かにしゃべった。
本田母「大声あげたら鼻を折る。それでも叫んだら首を絞める。わかったな?」
いきなりの事でパニック気味だった坂倉母だったがその圧倒的な迫力で声もあげられない様子だった。
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