見知らぬ女の子に「魚と右で何て読むの?」と声をかけられた→そのことを姉に伝えた結果

3つ年上で
そのころ地元の短大に通っていた姉は
昔から霊感のようなものが強く、
「見える」とか「感じる」とか
子供の頃からよく俺は聞かされていた。
弟の俺は霊感なんてものは全くないし
信じないわけじゃないが興味はなかった。
「はあ?何?連れて帰ったって?」
俺は姉に向かって面倒くさそうに返した。
「あんた、今日変なとこ行っとらん?」
「別に行っとらんわ。何や?変なとこって?」
「まあええわ。とにかく玄関の外に一回出て」
「はあ?」
「はよー出て!」
姉の剣幕に押され
俺は玄関の外に出た。
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