見知らぬ女の子に「魚と右で何て読むの?」と声をかけられた→そのことを姉に伝えた結果

手のひらはもうなかった。
それでも怖くて
もう一度タオルケットを頭から被った。
翌朝、
目が覚めたときはもう昼に近かった。
ベッドに横たわったまま
『昨夜の子供の手、
ありゃ夢だったのかな』
俺はそう思った。
いやそう思おうとした。
そして立ち上がり、
窓ガラスに近づいた。
そしてそれを見た俺は
夏にもかかわらず寒気がした。
次のページに続きます…
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28