365人の有志
今回のボランティアは、『海兵隊員独身の会』のメンバーが中心となって企画されたそうです。
7月12日~15日にかけて毎朝7時に現地へ訪れ、
午後1時まで地元社会福祉協議会のボランティアに参加されました。
参加した有志隊員は365人になり、暑い日差しのもとで汗だくになりながら、
泥まみれの家具などを搬出し掃除をするなど、懸命に作業してくれたそうです。
海兵隊は政府からの養成で動いたわけではありません。
自ら進んでボランティアに参加したのです。
感謝の声続々
基地のボランティアはバスで輸送され、活動に必要な道具も提供したそうです。
そんな隊員に対して、周東町の被災者は次のように語りました。
「夫と2人では心細かったが、ボランティアに来てもらい心強かったです。本当に助かりました。言葉以上の感謝しかありません」
ボランティアに参加した基地内で勤務しているラバノフさんは、
住民の方々に隊員たちのこなした仕事の量を驚かれ、そして援助をとても感謝されたそうです。
また、憲兵隊のリハマン伍長は次のように語りました。
「私たちは住民の方々のために存在を示し、困っている時は援助を提供できなければいけません。」
友人が必要な時には…
基地司令官のリチャード・ファースト大佐は、自ら排水溝の中に入って泥を掻きだしました。
産経ニュースの取材に対して、次のようなコメントを残しています。
「友人が必要な時に助けをするのは当然のこと。我々の支援が少しでも被災者の負担を軽減する助けになればうれしい」
現地では通訳を通して、被災者の方々に困っていることを聞いたそうです。
この海兵隊の行動にネット上では「被災地の復興に協力してくれてありがとう!」などと言った、
感謝の声が多く寄せられました。
東日本大震災の際にも、『トモダチ作戦』として多大な協力を惜しまなかった海兵隊のみなさん。
本当に感謝するばかりですね。
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