10年間繁殖することを強制されたうえ、保護された後に余命半年と宣告された犬の運命は!?

余命1年

ヴィクトリアを保護した動物愛護団体によると彼女はずっと屋外で鎖に繋がれ、

子犬を産むことを強制されていたそうです。

左目は他の犬に噛まれて失明し、前足は草刈り機に巻き込まれて変形していました。

それでも工場のオーナーは、彼女を一度も治療を受けさせたことがなかったとのこと。

ボロボロのヴィクトリアを病院に連れて行ったところ、

進行性の「変性性脊髄症」を患っていて余命は半年〜1年しかないことを告げられました。

やっと人の愛に触れたヴィクトリアに残りの命を幸せに過ごしてもらいたいと、

スタッフは「V For Victoria 」というキャンペーンを企画して開催しました。

キャンペーンの内容は、ヴィクトリアにしてあげたい事をリストにして実行するというものです。

愛犬なら誰でも体験するような、

『おもちゃで遊ばせる』『トリミングをしてあげる』と言ったことなどもありました。

愛のキャンペーン

繁殖犬として生かされたヴィクトリアには、そう言ったことすらも新鮮な体験だったのです。

地元の人々や消防隊も参加して、ヴィクトリアを応援するパレードも開かれました。

地元ラジオのゲストDJや、1日警察犬も務めたのです。

ヴィクトリアは大勢の人と色々な体験を通して、いつしか幸せな表情になっていきました。

リストには達成されてない項目が残されており、

ヴィクトリアは現在も忙しく愛に包まれた生活を送っています。

保護団体では彼女のキャンペーンを通して、子犬工場の現状を多くの人に伝えていきたいと話しています。

このお話は、ペットショップがある日本でも同じです。

あのケースに入れられている子犬たちの後ろには、このような思いをしている親犬がいるのです。

商品のように動物の命を買う感覚が、子犬工場を存在させていることを理解してください。

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出典:Finding Shelter Animal Rescue

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