白猫の抵抗
白猫は埋葬したばかりのお墓の上に乗り、土を掘り起こし始めたのです。
白猫が、必死に土の中からおじいさんを助け出そうとしています。
この子には、おじいさんが亡くなってしまったのが認識できていないのでしょう。
周囲の人がどうにか白猫をどかそうとしますが、身体を張って抵抗しています。
それも、噛みついたり爪を立てたりするわけではなく、お墓から離れまいと必死に抵抗しています。
この白猫はおじいさんが飼っていた猫ではなく、地域で暮している猫なのだとか。
猫好きなおじいさんは、白猫を大変可愛がっていたそうです。
「たぶんモスクの周辺で出会い、仲良くしていたのでしょう」と、ソファンさんは語りました。
永遠にさようなら
葬儀が終わり、親族が帰ろうとしても白猫はお墓を離れようとしませんでした。
おじいさんが、どれほど白猫を可愛がっていたのかは分かりません。
しかし、埋葬されたおじいさんを必死で助けようとした姿から、
この世で一番大好きだった人なのではないでしょうか?
落ち着きを取り戻して遠くを見つめる白猫の目には、
おじさんが優しく笑ってさよならを言っている姿が見えているのかも知れません。
「もう私を探さないでおくれ、お前と会えて本当に幸せだったよ」
そんな声が聞こえて来そうです。
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出典:Facebook