犬種の表記
アリゾナ州にある動物保護施設でも、
犬種を見て新しい家族として迎え入れるかどうかを検討する人がほとんどでした。
施設の人は犬種に関わらず多くの犬が新しい家族の候補になるように、「犬種の表記」をなくしたのです。
代わりにニックネームや年齢、性別に好物、
そしてワンちゃんが保護されるまでの人生をプロフィールとして公開しました。
その結果、今までなら素通りされていたピットブルの前にも人々が足を止めてくれるようになったのです。
施設のスタッフは、新しい家族を求めてこの施設に訪れる人たちには犬の内面を見てほしい、
と考えてこの取り組みを始めました。
犬の内面
この取り組みを行うようになり、
この施設では以前よりも多くの犬が新しい家族のもとに旅立っていたのでした。
プロフィールは訪れる人たちにとても好評で、
とくにそれぞれの犬の生い立ちについては多くの人の心を動かしたのです。
犬種というのは人間が作ったラベルにすぎません。
本当に大切なのは犬それぞれの内面です。
今後、この保護施設の取り組みを多くの施設が取り入れるようになってほしいですね。
そして、より多くの犬たちが新しい家族と巡り合えるようになるように祈るばかりです。
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出典:boredpanda