ピットブルが襲われる!?
その日カイラ・グローバーさんは、7匹の愛犬であるピットブルを連れて散歩をしていました。
その時、何の前触れもなく1匹のピットブルに猫が襲いかかったのです。
その猫がこちら。
この猫は『ベイビー』と名付けられた飼い猫だったのです。
ベイビーは1匹のピットブルの顔を噛んだり引っかいたりとやりたい放題。
しかし、そのピットブルはなぜか反撃もせずじっと我慢していました。そ
れは被害にあっているピットブルだけでなく残りの6匹も同様でした。
そのため、カイラさんが自らベイビーをピットブルから必死で引き離しました。
おかげでピットブルは一命を取り留めましたが、顔中に無数の傷が出来てしまいました。
それだけでなく、カイラさん自身もベイビーを引き離す際に傷を負ってしまったそうです。
ベイビーの行方
ピットブルを襲い、飼い主のカイラさんにまで傷を負わせたベイビーはいったいどうなってしまうのでしょうか。
なおピットブルはその後、動物病院へと連れて行かれました。
無数に傷はあったものの、幸いなことに深い傷がなかったため大事には至りませんでした。
しかしその後、ピットブルはカイラさんのもとを離れようとしなくなったそうです。
やはり、心には大きな傷を負ってしまったのでしょうか。
カイラさんは治療を終え、ベイビーの飼い主である男性と話し合いをしました。
そしてカイラさんはこのように語っています。
「私はベイビーが施設に送られたり、安楽死させられることを望んではいませんでした。
それよりも、これ以上被害を受ける動物や人間が増えてほしくない
という思いでいっぱいだったのです。」
この言葉通りカイラさんは、治療費の全額負担だけでそれ以上は何も望みませんでした。
ピットブルの真実
ピットブルは凶暴などといわれており、飼育すること自体を禁止する国や地域もあります。
しかし、ピットブルがみなすべて凶暴ではないのではないでしょうか。
生まれながらに凶暴な犬などいないのではないのでしょうか。
犬にも性格があるように、
育った環境や育てた人間の飼育方法によって事件を起こしてしまうような凶暴な犬が出てくるのです。
この出来事以来、カイラさんのそばを離れないこのピットブルも、
ただ心に傷を負っているだけが理由だけではないかもしれません。
もしかしたら、自分のために怪我を負ってしまったカイラさんを守りたい、
という心優しいピットブルの一面なのではないでしょうか。
出典:boredpanda
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