母の遺体に寄り添う
息絶えた母サイの周りで、その死を理解できない子サイの姿をご覧ください。
動かなくなってしまった母サイに、悲しい声で呼びかける子サイ。
この子は1ヶ月の赤ちゃん。
まだまだ、お母さんの母乳やお世話がなければ生きられません。
耳元に顔を寄せたり、いつものようにお乳をせがんだりしても、お母さんは動いてくれませんでした。
サイの角は漢方薬になると言われていますが、科学的には証明されていないとのこと。
効果もはっきりしないまま、高額に売れるからとこのような悲劇が起こって良いのでしょうか?
母親を突然失ってしまった子サイは、この動画を撮影したチャリティ保護団体「Rhino 911」に発見され、
公園を監視するスタッフにより保護されて「ロッティ」と名付けられました。
ロッティのその後
角を持たない子サイは、密猟者によって殺されるケースが多いそうです。
幸いロッティの命は奪われませんでした。
また2頭が発見された夜、母サイの死骸はライオンに食べられていました。
発見が遅れていたら、ロッティも危険な状態だったのです。
悲しい体験をしたロッティですが、現在は保護センターで元気に遊ぶほど回復しているそうです。
南アフリカでは確認されているクロサイ約5,000頭、シロサイ約1万8,600頭が生息しているそうです。
しかし、1日に3~5頭が密猟の犠牲になっているとのこと。
国立公園でも過去1ヶ月で、11頭のサイが殺されているそうです。
闇ルートによる違法取引で高額売買されている限り、サイの密猟は無くならないでしょう。
今後、世界的に国を挙げての対策を切実に願います。
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出典:Facebook