つらい闘病生活
ブルターニュは亡くなる2年前から腎不全に苦しんでいました。
腎不全は、いわば「毒素がたまってしまう」病気なので進行すれば末期症状になり、
尿毒症などで命を落とします。
またブルターニュは高齢でもあったので腎不全の影響が大きく、
何も口にできず回復の見込みは一切なかったそうです。
日に日に弱っていくブルターニュ姿を目の当たりにした飼い主は、
苦悩の末に「安楽死」という選択をしました。
お誕生日会
ブルターニュの最後の誕生日会は、盛大なパーティを開くことにした飼い主。
こちらは、ブルターニュが16歳の最期の誕生日会の様子。
この誕生日会は、ニューヨークのとあるペット用品店で開催されました。
飼い主さん曰く、この日ばかりはブルターニュも病気のことなんて忘れて楽しそうにはしゃぎ、
もらったプレゼントを開けては幸せそうな表情をしていたそうです。
最期の時
ブルターニュの最期の時は、テキサスのフェアフィールド動物病院でした。
救助に携わったたくさんの消防士たちが敬礼をする中、ブルターニュは飼い主と共に病院内へ。
そして、静かに息を引き取りました。
同時多発テロ事件で活躍し、昨年6月まで生きた救助犬はブルターニュが最後。
これで全員、天国へと旅立ったのです。
自らの命をかけ、たくさんの命を救ってきた彼らは本当に生涯をかけて頑張ってくれたと思います。
ブルターニュ含め、救助犬たちの活躍はいつまでも後世に語り継いでほしいものです。
ご冥福をお祈りします。
出典:Facebook
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