彼の代わりに
すると、席を立ち上がった男性がそのおばさんに一言注意したのです。
「あなた以外にも席を必要としている人がいます」
「人の善意につけこむのは良くないですよ」
近くにいた彼にも聞こえるかどうかの小声でおばさんに話しかけると、
男性はそのまま扉付近まで移動していきました。
彼がおばさんに言いたかったことを伝えてくれたあのサラリーマン。
ひょっとしたらあの人は彼がおばさんに苛立ち、何か言おうとしたのを察知していたのかもしれません。
こんな場面は電車に乗っているとよくありますね。
公共の場で声をかけるのは難しいことです。
下手に声をかけると周囲から妙な視線を浴びることになります。
そういったことを考えて、男性はその役目を引き受けてくれたのでしょうか。
あなたならこんな時、誰も傷つけずうまく言える自信がありますか?
あの席を譲った男性は女性に優しいだけではなく、
初めに席を譲ろうとした彼にも、うっかり座ってしまったおばさんにも、
優しい気配りのできる人だったのですね。
出典:Cadot
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