「幸せになりなさい」
先生は黒板に宿題の内容を書きました。
宿題の内容は「幸せになりなさい」というものでした。
そしてその宿題には提出期限はなく、提出先は天国で先に待っている先生のもと。
実はこの先生、ある病に侵されていて余生宣告を受けていたのです。
この宿題を出した時、先生の余命はあと僅かでした。
そんな先生だからこそ、この宿題を生徒たちに課したのです。
人生80年と言われる現在では中学生はまだまだ人生の序盤でしょう。
そんな時期だからこそこの様な宿題の重要性を感じ、
先生は「幸せになりなさい」といった宿題を課したのでしょう。
この言葉の意図を中学生が全て理解するのは難しいかもしれません。
しかし、これからの人生の中で数々の人生の岐路に立たされるはずです。
そのような時にこの宿題のことを思い出し、最善の選択ができるはずです。
楽しく生きる
近年、若者の自殺といった自ら命を絶つ人の話題が後を断ちません。
人が死ぬ理由は、病死だったり事故だったり寿命だったりと、一人一人異なります。
しかし、この先生のようにまだまだ生きてやりたいことがあるのに、亡くなっていく人も多いのです。
人生は永遠に続くものではありません。
限りがあるものです。
そんな人生だからこそ自分の幸せを追求し、楽しく生きて欲しい。
いつ人生が幕を下ろしても幸せだったと思えるような人生を歩んで欲しい。
そんな先生の思いが込められている宿題でしょう。
今を楽しむということが幸せにつながり、
また先生に会う時にそういった経験が最高の手土産になるのではないでしょうか。
出典：9GAG
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