迷子のおばあさん
韓国の釜山で起こった出来事です。
西区(ソグ)の派出所に1本の通報が入ります。
おばあさんが包みを持ったまま、1時間以上も同じ場所をうろついているとのことでした。
パク巡査は同僚と一緒に現場へ行き、
大きな風呂敷袋を2つ持つ年配の女性に名前や住所などを質問してみます。

しかし女性は、「娘が赤ちゃんを生んで病院にいる」ということを言い続けるのみでした。
同じやりとりを重ね、このおばあさんは認知症なのだとパク巡査は気づきました。
女性は娘や自分の名前すら思い出せず、
包みを胸に押し付けるようにして不安そうな表情で抱きしめています。
「娘が子を生んだ」と認知症のおばあさんが言い続けるのはなぜでしょうか。
それを知りたい方は次のページをご覧下さい。
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