この子犬はガス室が満員だったおかげで死なずに済んだ→6年後の姿に人間は脱帽するしかない…!

救助犬

災害救助犬の育成を目的に掲げるピースウィンズ・ジャパンに保護され、

夢と希望を託す意味で「夢之丞」と名付けられた子犬は、

ケージから出ることができないほど極度に人間を怖がっていました。

夢之丞の人間不信を取り除くのには1年もの歳月を要しました。

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災害救助犬育成訓練では、犬は怪我を負ってもひるむことなく犠牲者を捜索するように教え込まれます。

臆病で気の弱い夢之丞は救助犬向けではないと言われていましたが、

4年もの訓練を経て立派な救助犬に成長しました。

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活躍

救助犬夢之丞の初出動は、2014年8月に発生した広島土砂災害現場でした。

ここで、夢之丞は訓練通りの動きで捜索活動を立派に行いました。

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広島土砂災害現場での活躍が認められた結果、

夢之丞は人命救助に貢献した動物に贈られる「第7回日本動物大賞功労動物賞」を受賞しました。

海外の災害現場

夢之丞は、海外の被災現場でも活動するようになりました。

2014年のフィリピンの台風災害、2015年のネパールの地震の際にも、

夢之丞は現地で捜索活動に加わりました。

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熊本の地震の際には、地震発生後11時間後には現地のひび割れた道路を歩いて捜索活動に従事しています。

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熊本地震の際の夢之丞たちの活躍を動画でご覧ください。

殺処分ゼロ

ピースウィンズ・ジャパンが行なっている捨て犬を救助犬に育成するという活動には、

動物の殺処分をゼロにするという大きな目標があります。

日本では、年間12万8,000頭もの犬や猫が殺処分されています。

ピースウィンズ・ジャパンは、

Facebookで育成した救助犬の活躍を公開して活動資金のための募金活動も行っています。

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災害の際に黙々と捜索活動を行う救助犬たちの姿には感動します。

それと同時に、彼らの命に対しての人間の無責任さを痛感します。

夢之丞から学ぶことは多いですね。

出典:ピース・ウィンズ・ジャパン/Facebook/Peace Wanko Japan/YouTube

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