2016年4月14日に発生した熊本地震の災害現場で活躍した救助犬たちの中に、
「夢之丞」という犬がいます。
今回は、この夢之丞の歩んできた道のりをご紹介します。
2010年11月に殺処分寸前だった夢之丞は、
NGO「ピースウィンズ・ジャパン」のスタッフによって保護されました。

その時、夢之丞は生後4ヶ月ぐらいの子犬で、
殺処分用ケージの中で恐怖に震えながらうずくまっていました。
保護したピースウィンズ・ジャパンのスタッフが夢之丞を抱き上げたところ、
恐怖から失禁までしたそうです。

この気弱で臆病な夢之丞がどのようにして災害救助犬に成長したのかは、
次のページで詳しくご紹介いたします。
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