自力で頭を持ち上げることもできないほど心も身体もボロボロだった番犬の運命は…?

スタッフの願い

非常に厳しい環境で飼育されていて、精神的にも身体ボロボロの状態で発見された犬達。

保護施設へと移送する際、

スタッフが気がかりに思ったのが最も状態が悪い番犬として飼われていた1匹のメス犬でした。

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SPCAのスタッフは、この悪環境で苦しみに耐えながら生き抜いたメス犬に名前を付けました。

名前は『グウェン ステファニー』。

アメリカの有名な女性アーティストの名前で、

日本で発生した東日本大震災の時には日本に100万ドル(日本円でおそよ8,100万円)を寄付されたことで、

記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その女性のように美しく、強くて勇気があるということで名付けられました。

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元気になって

グウェンを含めた14匹の犬達のなかで、治療が必要と判断された犬は動物病院へと連れていかれました。

やはりグウェンの容態は深刻で、

獣医師によるとあと数日発見が遅ければ助からなかったというほど栄養状態は悪く、

さらに皮膚はひび割れて虫がわいていました。

輸血をして、栄養状態を改善するための食事と水を与えられ、

治療が施されたグウェンは日々回復に向かっているそうです。

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今では人に怯えることもなく、

尻尾を振るまでになったグウェンですがまだまだ完全回復とまではいきません。

それでもいつかグウェンにも新しい家族が現れるはずです。

つらい経験をしたグウェン、そして13匹の犬達に幸せが訪れることを心から願います。

出典:The Dodo

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