元気になっても「救ってくれた女性とずっといたい」と里親のもとへ行くことを拒んだ猫の行く末は…?

野良猫の保護

その猫は虐待を受けていた様子で右目に大怪我、体半分は麻痺という深刻な状態でした。

クラリナさんによって運び込まれた動物病院で、猫は緊急手術を受けました。

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手術の結果、残念ながら右目は失ってしまいましたが命を取り留めることはできました。

手術後、体調が回復するまでクラリナさんの妹であるジョーマリーさんの家で過ごすことになりました。

その後

ジョーマリーさんの家で、猫はリハビリに励みました。

ジョーマリーさんは、猫に毎日マッサージを施し手厚いケアを続けました。

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その結果、やがて猫は足を動かせるようになりました。

3週間も経てば、支えもなく立てるようになり、ゆっくりと歩けるまで回復したのです。

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別れの時?

リハビリが完了したと判断したジョーマリーさんは、

猫を里親探しのためにクラリナさんの元に戻すことに決めました。

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しかしクラリナさんが猫を引き取りに来た際に、

その猫はジョーマリーさんの傍から決して離れようとはしないで脚まで引きずり始めたのです。

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幸せをつかむ…!

その姿を見たジョーマリーさんは、猫が自分から離れたくないという意志を示していると感じました。

そして、猫を自分の家族として迎えることを決めたのです。

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猫はケルネールスと名付けられて、

今ではジョーマリーさんの家で右目を失ったことを気にすることなく幸せな日々を過ごしています。

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出典:LoveMeow

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