ブロディ
2016年2月、アメリカのカリフォルニアで生後6ヶ月の子犬が動物病院に運びこまれました。
この子犬はなんとエアガンで18発ものBB弾を撃ち込まれ、出血多量でひん死の状態でした。
病院は、この子犬に鎮痛剤と点滴で治療を開始しました。
病院スタッフによって、子犬はブロディと名付けられました。
レントゲン撮影の結果、体内に18発のBB弾が残っていることが判明しました。
さらにブロディは、飼育放棄もされていることも分かりました。
ブロディは、肉体的にも精神的にも手厚いケアが必要だったのです。
ブロディの回復力
病院で撮影したブロディのレントゲン写真には、体中に撃ち込まれたBB弾が鮮明に映っています。
これらのBB弾をブロディの体から摘出することは、
子犬のブロディにとって肉体的に大きな負担になるため、行われませんでした。
ですから、ブロディはBB弾と共に生きていかなければなりません。
幸いにも、病院スタッフの温かいケアのおかげで徐々に回復してきています。
病院には、ブロディの里親なりたいという多くの申し込みが寄せられた結果、
ブロディの新しい里親も決まりました。
また警察の捜査の結果、14歳と17歳の少年が逮捕されました。
幸せを願う…
ブロディのレントゲン写真を見て、ブロディの体にまんべんなくBB弾が撃ち込まれていることがわかります。
ブロディは子犬ですから、何をされるのかも分からなかったのでしょう。
よくここまでひどいことができると思います。
病院で撮影された写真のブロディは幸い、
表情に怯えが見えないので病院のスタッフの温かいケアで精神的にも回復してきているのでしょう。
ブロディのこれからの生活が、幸福なものであることを願います。
出典:The Sun News
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