泥の中の赤ちゃん
泥にまみれた赤ちゃん猫は空腹のために入れたのか、口の中が泥と石まみれだったのです。
アナリーゼさんたちは、のどに詰まった異物を必死に取り除いてあげました。
この子を救出したものの、どの施設も閉まっている時間でした。
アナリーゼさんたちは命をつなぎとめるため、一晩中子猫の看護をしたのです。
看護の甲斐あって翌日には獣医師に診せることができましたが、
この子が生き延びる可能性は低いと宣言されます。
悲しみのあまり涙を流したアナリーゼさんでしたが、
命をつなぎとめた子猫をあきらめることなどできませんでした。
アナリーゼさんは子猫の看病に専念するため、この夏にやっていた仕事を辞めました。
子猫には「ジェンマ」と名前を付け、愛情をこめてお世話をする決心をしたのです。
ジェンマのその後は、次のページにてご覧ください。