近くに食べ物すらない木に繋がれて放置されていたジャーマンシェパード・・・

悲惨な状況

犬がいた場所は自転車や割れた容器など、たくさんのゴミが散乱していました。

犬小屋の代用らしきプラスチック製の箱は置いてあったものの、犬用の食べ物はまったくなかったそうです。

そんな状況の中で犬は木につながれたまま、ケリーさんの姿を見ながらたたずんでいました。

犬の前足は異様に細くなっており、犬がかなり長く食べ物を口にしていないことを物語っています。

さらに驚くことに、犬の足には赤色のワイヤーのような物が巻き付けられていたのです。

ワイヤーが犬の足に食い込んでおり、とても痛そうです。

こんな風に足が固定されている状態では、自力で動けないのも当然でしょう。

おそらく犬をこの場所に放置していった人間がやったのではないでしょうか。

犬のその後

ケリーさんが初めて姿を現した際、犬はかなり警戒していました。

ワイヤーで木に繋ぎ止められている状態なのですから、犬からしてみれば当然の反応と言えるでしょう。

しかしそれに構わずワイヤーをほどいて助けてくれたケリーさんに、

犬は少しずつ慣れていってくれたそうです。

ケリーさんはその後、獣医に犬を診てもらって食べ物や水もたくさん与えました。

そして犬はシェルターに移ったのですが、数週間くらいですぐに新しい飼い主さんが見つかったそうです。

つらい経験をしたにも関わらず、犬がとても人懐っこくて優しい性格をしていたおかげでしょう。

林の中でとても苦しい日々を過ごした犬ですが、

これからは飼い主さんと一緒に綺麗な環境のなかで幸せを感じながら暮らしていってほしいですね!

気に入ったらいいね!してね♪

【関連記事】

リードで繋がれていない犬が走り寄ってきた結果、悲惨な事態が巻き起こることに…!

浸水した家で鎖に繋がれたまま放置されていた犬!無事に救助したものの信じられない展開に・・・

ゴミ箱に繋がれた犬と共に添えられた置き手紙!そこには哀しい事情が綴られていた・・・

チェーンに繋がれた6年間、半径1メートル内でしか生きられなかったビーグル犬は初めて知った広い世界に好奇心が止められない!

廃墟の裏庭で縛られていた犬!近所に住む人の勇気ある行動で救われるも、悲しい事実が判明・・・

出典:The Dodo

1 2