ダーシーの異変
この日、アメリカのマサチューセッツ州に住むミッシェルさんは、
旦那様と3匹の愛犬とフロリダ州から帰るために、『ジェットブルー航空』の飛行機に乗っていました。
その時、ミッシェルさんの旦那様がダーシーの異変に気付きます。
ダーシーはキャリーバッグの網目に頭を押し付けていたのです。
横になるように指示しても、やめる気配はありません。
いつもは従順なダーシーに不自然さを感じたミッシェルさんは、ファスナーを少し開けてみました。
すると、舌が青くなっていたのです。
低酸素症のサインに気付いたミッシェルさんは、ダーシーを膝の上に乗せて落ち着かせようとしました。
そこに客室乗務員が現れ、丁寧にもとへと戻すように伝えてきます。
ミッシェルさんは事の次第を説明、すると2人の客室乗務員が行動に出たのです。
乗務員たちは氷と水、小さな酸素タンクを持ってきて「これが効くかも知れません」と手渡します。
乗務員の対応
ミッシェルさんは酸素マスクをダーシーの顔に当てると、数分のうちにダーシーは落ち着いてきました。
その後「私もフレンチブルドッグを飼っています」と、乗務員の1人が話したそうです。
この出来事はミッシェルさんがジェットブルー航空に宛てた手紙を、
友人の方がFacebookに公開する形で広まっていきました。
「人によっては『ただの犬』であり、大惨事というわけでもないでしょう。しかし、私たちにとってダーシーは『家族』なのです。ジェットブルー航空と、ダーシーを助けてくれた乗務員の方々に感謝しています。」
人間と同等に動物の価値を見てくれた乗務員の、
思いやりのある対応でダーシーの命が救われたと感謝するミッシェルさん。
ちなみに、過去12年の搭乗では一度も問題はなかったそうです。
しかし、密室でも不測は起こりえるものです。
この事態に、人と同様にダーシーを救ってくれた乗務員の方々に感謝したいですね。
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出典:Facebook