2017年10月26日に、文部科学省より小・中・高等学校・特別支援学校における
「いじめの認知件数」が発表されました。
件数は約32万4000件で、地方都市の人口ほどの子供たちがいじめに遭っています。
この数は前年と比べ、約10万件も増加しているとか。
増加した理由として、2013年成立の『いじめ防止対策推進法』によりいじめの定義を広くとらえ、
今まで隠れていたいじめが認知されやすくなった結果です。

「学校がいじめの認知を積極的に行った結果であれば、望ましい傾向」と文部省が評価しているようですが、
最近も教師によるいじめで1人の尊い命が奪われてしまいました。
私たちは、“いじめ”という問題についてどう向き合って行けばいいのでしょう…?
そのようないじめは、日本だけではありません。
世界中で取り上げられている問題ですが、アメリカではいじめに対する認識について、
学校という狭い空間だけではなく公共の場で検証がされたそうです。
アメリカのハンバーガーチェーン『バーガーキング』で行われたある検証を、
次のページで詳しくご紹介します。
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