チェリーの本当の姿
チェリーは犬ですが子猫が大好きで、なかでも2匹の子猫を特に可愛がっています。
小さい仔猫が守るべき存在なのだということを、チェリーは理解しているようです。
彼が子猫を舐めている光景はとても美しく、見ているこちらまで心が温かくなってきます。
常に子猫のそばにいるチェリーは、そうすることで自分にたまっていたストレスを解消しているようです。
チェリーの愛情を一身に受けている子猫は、とても心地よさそうにしています。
チェリーもまた、幸せそうに子猫にくっついていますね。
幼い頃から苦労してきたチェリーは、自分もこんな風に愛されたいと思っていたのかもしれません。
チェリー君は1日中、大好きな子猫たちのお世話をして過ごしているのです。
子猫は遊んでほしいのか、チェリーの頭に前足を乗せて甘えています。
新しい家族
チェリーはいつも優しく子猫の世話をしているので、
子猫もそんな彼に対して絶大な信頼を寄せているようです。
犬が子猫たちの親代わりとなったわけですね。
しかしチェリーの身体に残っているドッグファイティングのダメージは大きく、
厳しいリハビリを受けていました。
そんな中で2010年、彼を家族に迎え入れたいと希望する人が現れました。
そしてチェリーは愛情を注ぐ側から、受ける側へ変わったのです。
過酷な環境下に置かれながら愛情深い心を失わなかったチェリーも、
これからは本来の自分の姿でのびのびと生きていけることでしょう。
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