ロージーに一目惚れ
アレックスさんは、地元の愛護協会のページでロージーという名の猫を見つけ、一目惚れをしました。
そして数日後、書類審査をパスしたアレックスさんはロージーに会うことを許されました。
ロージーに会ったアレックスさんは、そこでロージーの悲しい過去を知りました。
ロージーは過去に二度譲渡されたものの、二度も愛護協会に戻って来たというのです。
最初の里親は、引越しを理由に殺処分の高い保健所に引き渡されました。
しかし、マイクロチップのおかげで愛護協会に戻ることができました。
次の里親は、障害のある息子さんがロージーの『過剰』な人懐こさを怖がったので、
仕方なく返してよこしたのだということでした。
その後ロージーは、素晴らしい預かり家族のもとで犬や猫と楽しく暮らしていたのだそうです。
アレックスさんはそんなロージーの過去を聞いて、ますますロージーが手放せなくなりました。
いつまでも一緒に
やがてアレックスさんは、ロージーを家族として迎え入れました。
名前も新しくリビーと変えて、アレックスさんの家の子となったのです。
ロージー改めリビーは、アレックスさんが一歩歩くたびにまとわりついて彼に甘えます。
まるで昔からこの家の子であったように、リビーはアレックスさんの家に馴染んでいます。
寝るときはアレックスさんのベッドで一緒に眠ります。
アレックスさんもリビーが大好きですし、リビーもアレックスさんが大好きです。
本当にアレックスさんは犬派だったのかと疑いたくなりますね。
「リビーは素晴らしい子だよ。これから何年も一緒に暮らしていくことが待ち遠しいくらいなんだ。リビーの虜だよ」と、アレックスさんは言います。
今度こそリビーは、一生飼ってくれる飼い主さんを探し当てたようですね。
これからは幸せな日々が待っていることでしょう。
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