母親の行動
犯人に対するアディさんの憎しみが私たちの想像以上であることは、想像に難くありません。
しかしアディさんがとったある行動により、
裁判官をはじめとした法廷内にいる全員が驚かされることになります。
アディさんは目の前に立つハウさんを強く抱きしめたのです。
そしてさらには、ハウさんの刑を軽くしてほしいとまで裁判官に伝えたのです。
本来なら重刑だったであろうハウさんはアディさんの配慮に感動したのか、涙をこらえていました。
ハウさんは結果的に少年院で1年間を過ごした後、
アディさんと一緒に学校を訪れてピストルの危険性を訴えるための講演をすることになりました。
大きな器と行動力
後日、インタビューを受けたアディさんはこのように答えています。
「ハウは娘の友人でもありました。おそらく娘は彼に重刑を与えることは望んでいないはず。これからの私たちには、他の子どもたちの間で同じことが2度と起きないようにサポートするチャンスがあります。」
裁判後にアディさんが受けたインタビューの動画は、こちらになります。
アディさんがハウさんを許し、法廷内で抱きしめるまでの間に彼女はどれだけ葛藤したのでしょうか？
それだけではなく、自分たちの経験をもとにして他の子どもたちの未来をも守ろうとしています。
アディさんは大きな器と行動力を持っている、素晴らしい女性ですね。
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出典：YouTube
