謎の脱走の真意
施設職員のドニア・サトリアレさんはこのように語ります。
「ガンビーはここで自分の役目を果たそうとしているのです」
ガンビーの脱走は自分の願望からくるものではなく、施設にいる他の動物たちを助けるためでした。
新入り犬たちは、保護されて間もないので不安に怯えがちです。
そんな犬たちに寄り添い、施設生活を快適に過ごせるよう助けていました。
脱走の理由を理解した施設側はガンビーの里親探しをやめ、
ガンビーの希望通りに今後も施設で生活させることに決めました。
ガンビーは更に新たな役割として、2週間ごとに献血をしています。
これは輸血を必要としている病気の犬を助けるためです。
仲間を想った行動
ガンビーは、とても心優しい性格をした犬だったのですね。
施設に保護されるまで、ガンビーはずっと路上で過酷な生活を過ごしていましたが、
第2の人生では自分以外の誰かを助けることに喜びを感じているようです。
いくら新しい里親さんのもとへ送り出したとしても、おそらくまた脱走して施設へ帰ってくることでしょう。
施設職員さんの計らいにより、里親さんのもとへ行くことはなくなりました。
ガンビーにとって、施設は家族がいる場所なのです。
大切な家族たちへガンビー君はいつも精一杯の愛情を注いでいます。
ただ単に脱走癖が激しいという訳ではなく、仲間のためを思った行動だったようです。
ガンビーは本当に仲間想いですね。
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出典:Pinterest/Facebook/Animal Channel