親友のレッド
施設に保護されるまで独り寂しく、もとの飼い主さんと暮らしていたガレージでジギーは生活していました。
そんな中、ジギーの孤独を癒す犬がガレージにやってきました。
その犬の名前はレッドといい、ローデシアン・リッジバッグという犬種です。
レッドはしっかり者で、ジギーを見守るように一緒に暮らし始めました。
レッドはジギーにとって飼い主さんを彷彿させる存在となり、次第に2匹は大親友になったのです。
ジギーはレッドがやってきたことにより、
野良犬として過酷な生活でありながらも2匹で幸せに暮らすことができていました。
レッドとの別れ
その後、2匹は保護施設のスタッフたちにより保護され、過酷なガレージ生活に終止符を打ちました。
しかし、やっと平穏な生活ができると思っていたジギーに悲しい知らせが入ります。
レッドにガンが見つかったのです。
そのガンはかなり進行していて、レッドの寿命は残りわずかと獣医に宣告されてしまいました。
寝たきりになって弱っていくレッドですが、それでもジギーのことを気にかけ愛し続けました。
そして体が弱ってもなお、レッドはジギーと一緒に散歩に行きたがっていたそうです。
そんなレッドは、2015年11月に安楽死よってガンの苦しみから解放されました。
ジギーにとってはとても悲しい別れでした。
感動的な奇跡
ジギーはレッドが亡くなった後、とても落ち込んでいました。
しかしそんな時、奇跡が起こりました。
なんとジギーに新しい家族ができたのです!
ジギーがまた孤独な生活をしないように、
レッドが天国からジギーの新しい家族を探してくれていたのかもしれません。
ジギーの幸せを願い続けた飼い主さんとレッドは、
皮肉にも同じ病でジギーのもとから旅立ってしまいました。
飼い主さんとレッドの、「ジギーに幸せになってもらいたい」という強い気持ちが奇跡を生み、
ジギーに新しい家族ができたのではないでしょうか。
ふたりの愛情を一身に受けたジギーは、これから新しい家族の愛情もたくさん貰い、
これまで以上に幸せな暮らしを贈ることでしょう。
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出典:YouTube