火事によって大やけどを負い、飼い主にも見捨てられた犬が成長して消防士の一員になる!

ジェイクの経緯

当時の状況をビルさんはこう話しています。

「子犬はほぼ全身に火傷を負っていました…でも何とか息をしていたんです」

ビルさんのおかげで一命を取り留めた子犬。

しかしその数日後、ビルさんの耳に悲しい知らせが入りました。

「子犬の飼い主は、動物病院へ子犬を連れて行ったが治療費が払えなかった為にそのまま置き去りにされていた」

飼い主に捨てられ、しかも大火傷を負った子犬…。

悲しい経緯を聞いたビルさんは、このまま放っておくことなどできません。

そこでビルさん自ら親となり、子犬を育てる事を決断しました。

ビルさんは子犬に「ジェイク」と名付け、消防署で飼うことになりました。

周りの協力もあってか、ジェイクはみるみるうちに元気を取り戻していきます。

火傷の痕も目立たなくなってきました。

新たなる目標

ビルさんは元気になったジェイクの姿を見て、

「放火探知犬として訓練して、消防署の一員として正式に迎え入れたい」と仲間に打ち明けました。

放火探知犬とは火災現場で灯油などの匂いを嗅ぎ分け、放火の痕跡を探知するための犬の事。

検討の末、放火探知犬として訓練させることが正式に決まり、今も訓練の日々は続いているそうです。

飼い主に捨てられ火災にまで巻き込まれたジェイクですが、

今ではその火災の現場で活躍するために毎日頑張っています。

将来立派な放火探知犬になって、ビルさん達と共に現場で活躍してくれることを願わずにはいられませんね。

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出典:boredpanda

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