国体の選考会
病院ではMRIをはじめとした検査を行うことになり、山田さんは2週間入院することになりました。
検査の結果、「脊髄が潰れており、手術が必要な状態」だと担当医から言われます。
医師の言葉に彼は涙が溢れました。
彼はバスケをしていて、もうすぐ国体の選考会を控えていたのです。
今後のことを考えて山田さんは選考会を辞退し、手術を行うことにしました。
その手術は9時間にも及んだそうです。
手術後、山田さんは下半身の動きから手術は成功したと言われていたのですが、3日後に事態は急変します。
手術の際に切った部分に血栓ができており、緊急手術を行うことになったのです。
2回目の手術後、山田さんが目を覚ましたのはICUの中でした。
激しい頭痛と吐き気に見舞われ、意識は朦朧としていました。
1週間後、意識を取り戻した山田さんは周りにいた家族の姿を見て安心したそうです。
リハビリ
山田さんは寝たきり生活を2ヶ月、車いす生活を半年続けました。
術後初めて床に足を下ろした時は、宙に浮いているように感じたそうです。
それからリハビリ生活が始まり、3ヶ月で何かに掴まれば歩けるまで良くなっていきました。
その1年後、大学の入学式を機会に退院しました。
山田さんは大学に1年通ってみたものの毎日通学することができないと判断し、1年間休学をしました。
そして、再びリハビリに励むことにします。
毎日のリハビリの結果、下半身の麻痺は残りましたが、杖なしで歩ける様になりました。
再スタート
歩ける様になると希望が見え、山田さんは3月からまた大学に通うことにしました。
そして車いすバスケで自分の名前を轟かせるという大きな目標のため、人生の再スタートを切ったのです。
このように前向きになれたのは、家族や周りの人が支えてくれていたからだと山田さんは言います。
そしてこの経験から、障害者の方の見方や考え方をたくさん学べたと、
彼はこの経験をプラスに考えるようになりました。
山田さんは最後にこのように語っています。
「この先、何がいつ起こるかわかりません。でも、何か起きたとしても、自分の周りには温かいハートがたくさんいます」
「いつ何が起こるかわからない」
文はヘタですが最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
同じ経験をしている方が今いるかもしれない。
拡散してもらえたらありがたいです。 pic.twitter.com/HN8SWcxtZM— 山田雄也 (yamada yuya) (@yamada_yuya4224) August 14, 2016
この投稿から、普段行なっているイタズラがどれほど危険なものなのか、
知ることができたのではないでしょうか。
イタズラもほどほどにしないといけませんね。
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出典:Twitter