変性性脊髄症
「変性性脊髄症」とは、人間の病気でいえば「筋萎縮性側索硬化症」のようなもののようです。
走るという行為が記憶にあるワンちゃんも、そして飼い主さんもつらかったと思います。
うちの犬は変性性脊髄症(DM)という病気です。
闘病しながらも大好きな散歩を楽しんでいます。が、状況を知らない方に心無い言葉を浴びせられることがあります。
知ってください。#コーギー #変性性脊髄症 #犬の病気 pic.twitter.com/fn8Sg7f0VP— asa (@nm_032911) May 18, 2017
しかし、病気に負けずに前向きなワンちゃんと丁寧に介護をしている飼い主さんで、
どんどん散歩に出かけて欲しいものです。
「虐待」「可哀そう」などと言葉を投げつけるの、は心無い暴力と一緒です。
「犬の方が自分のせいで飼い主が責められている」とありますが、それは本当です。
言葉の本質をとらえていなくても、犬は空気を読みます。
自分のために一生懸命な飼い主さんが、目の前で責められると何よりも悲しくなります。
犬への愛情
この病気はジャーマンシェパードやコーギーに多い病気で、ほとんどが後ろ足から始まるそうです。
初めは、「階段で上手く歩けない」「時々足を擦る」程度の症状ですが2,3年かけて進行します。
車椅子を作っては貰ったのですが、まだ後ろ足が動くため乗るのを嫌がって
最近では介護ベルトで下半身を持ち上げて散歩しています。
便利だけどずっと下半身を持ち上げてる腕がパンパンだぞー!
でも散歩に行きたがる妹犬。
試される飼い主の愛^ω^; pic.twitter.com/4l70eMEchN— asa (@nm_032911) May 17, 2017
先は見えませんが、介護ベルトで下半身を持ち上げながら散歩をしている飼い主さん。
ワンちゃんの意思を尊重して、腕がパンパンになっても頑張っていらっしゃいます。
これを虐待と言っていいのでしょうか。
ネットの反応
asaさんのツイートには、同じ境遇にいた方々からこんなメッセージが送られました。
RTより失礼します。
我が家の愛犬も散歩の際は、同じ介護ベルトをしてました。
かわいそうより、頑張ってるねと声をかけて欲しいものです😥
気にせずに大好きな散歩を楽しんで下さい!
応援してます‼︎ pic.twitter.com/Ld5jT83HpB— チャンモ (@chanmoka) May 18, 2017
そのほかにも、たくさんのコメントが寄せられています。
はじめまして。私の実家のコーギー♀も9歳の時にDMと診断され、もう2年が経とうとしています。
まだ後ろ足が動くので、ゆっくりではありますが車椅子で散歩しています。
補助ハーネスはとことん嫌がられました。
「可哀想」じゃなくて「頑張ってるね」って声をかけられたいですね。— 猫にゃん (@eternaltw2) May 19, 2017
https://twitter.com/salamyu/status/865419589189947392
うちもこれだった。介護用ハーネスだと「無理やり可哀相」って言われることが多く、車椅子だと「良くしてもらって幸せね」が増えた。足が動かなくなってきても本人はすごく歩きたがるんです。お外大好きだし。だからこっちは少しでも歩かせてあげたくて必死だっての。 https://t.co/BU8tPfpLlq
— ねぎきつねこ (@onionfoxtail) May 19, 2017
ハーネスだと「無理やり」、車椅子だと「良くしてもらっている」という声もあったそうです。
DMを発症しやすいコーギーですが、
他のワンちゃんでも「癌で足を切断」「生まれながらに奇形」「交通事故」などなど、
みんな事情を抱えています。
「可哀そう」という前に、ワンちゃんの顔を覗いてみて下さい。
飼い主さんと楽しそうに散歩をしている笑顔が見られるはずです。
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出典:Twitter