ANAに学ぶ「時間はコスト」という考え方!5分の遅刻をしがちな人に欠けている視点とは?

逆算のスケジュール

ANAのCA(客室乗務員)たちは『逆算』がライフワークになっているといいます。

例えば平日の朝9時にフライトをするという場合は、

フライト20分前にはボーディング(乗客を気機内に案内)、

フライト40分前は客室の確認、機内準備というように時間の逆算をしていきます。

フライト3時間前には自宅を出発、フライト4時間前に起床。

フライト前日には7時間の睡眠を確保するため、22時には就寝。

飲酒をストップ。

毎回予定を逆算して決めながらも、今何をするべきなのかを考えているのです。

CAたちは、プライベートの予定でも逆算のスケジュールを前提にたてているということです。

NG前提

フライトでは、悪天候などで担当する乗務便が変わることもあります。

そんなときに備えてANAのCAは、

逆算するときにたとえ突発的な予定が入っても決められた日時までに準備が完了するように、

余裕のある段取りを組んでいます。

例えば上司から稟議の承認を得たいというときでも反対されることも考慮に入れ、

修正する時間も考えながらしながらスケジュールを組んで、

初めて予定通りに仕事が進むということなのです。

ANAでは、

「未来の何時の時点で重要なことが予定されている。その何分前までに、何時間前までに、何日前までにこれを済ませておく」

ということを常に考えながら行動することを目指して、

スケジュールの共有をしようと努めているということです。

定時退社も逆算

現在チーフパーサーとして乗務する、

ANAビジネスソリューション接遇でマナー講師の林康子さんは「定時の退社時刻」を意識し、

決められた時間内で業務を終えるように逆算して仕事をしているといいます。

退社時刻に合わせてその日の仕事が済ませられるように段取りを組むのです。

林さんは部下に対しても、定時で終われるように気遣いを見せています。

定時の18時を過ぎてから部下に仕事を頼もうとする人がいたら、緊急でない限り断るといいます。

時間を守るということはまず準備、そしてスケジュールを逆算して考えていくことが大切です。

そのために肝心なのは、今何をするべきかを考えて行動することなのですね。

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出典:東洋経済オンライン

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