大怪我
保護施設に運ばれた時、タリーランドは生後2か月でした。
後ろ足や尻尾を動かせる状態ではなかったそうです。
その後、動物病院でレントゲンを撮りました。
どうやら排水菅に落ちた時に、足がまひしてしまっていたようです。
排水管で動けなくなってから、3日もたってしまっていたそうです。
タリーランドはそんな状態なので歩くことはできなかったし、もちろんトイレにも行けませんでした。
しかし、また歩けるようになることを決してあきらめなかったそうです。
皆の協力で治療へ!
タリーランドは健康診断や治療をするたびに、喉を鳴らして感謝の気持ちを伝え続けました。
スタッフ全員、健気なタリーランドに心を動かされたそうです。
再び歩けるように、何でもする決心を持ちました。
獣医のメグ・ハミルトンさんが鍼(はり)治療を始めました。
すると、なんと約1か月後にはタリーランドの後ろ足と尻尾の感覚が戻り始めたのです。
そして治療の効果を高めるため、電気鍼治療も取り入れました。
そうすると足が段々と動くようになっていったのです。
治療の結果
そして遂に、夢の第一歩を踏み出しました。
「タリーランドの足と尻尾が、段々と感覚や動きを取り戻しています。すでに1人でトイレに行ける様になったんですよ!」とスタッフは嬉しそうに話します。
怪我と懸命に戦っていたタリーランドは、とても嬉しいでしょう。
再び自分の足で歩けるようになり、最高の幸せを感じていると思います。
現在タリーランドは、自分の力で生活ができる様になりました。
これからますます元気になって更に自由に動き回り、周りの人々を驚かしてくれることでしょう。
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出典:Humane Rescue Alliance/WUSA9.com