強制退去
動物好きのリチャードさん。
小さな子猫を清潔なタオルで包み大事そうにしていますね。
こうした行為が迷惑だと近隣住民から苦情を言われて市から強制退去されてしまったわけですが、
彼はどうしたら良いのでしょう。
さらに市は、「不法に猫を自宅に連れ込んでいる」としてリチャードさんに罰金の支払いを命じました。
しかしリチャードさんは退役後、収入が殆どありません。
頼れる親戚もいないのです。
罰金を払う余裕はありませんでした。
家の退去と罰金を言い渡されたリチャードさんは、窮地に立たされてしまいました。
リチャードさんを救おう!
しかし、誰かが見てくれているものです。
ある団体がリチャードさんを救おうと立ち上がりました。
それは3つの保護団体です。
それぞれが、リチャードさんのために行動してくれました。
まずは、「J & Co Dog Rescue」という団体です。
この団体はリチャードさんの引っ越し費用を集めようと、インターネット上で募金ページを立ち上げました。
すると「ぜひ助けになりたい」という人が次々と現れ、必要な資金はすぐに集まったそうです。
次に、「Rescue Dogs Rock Animal Rescue」という団体です。
この団体も、インターネット上で生活に必要な物資を集めてくれました。
2つの団体によって、リチャードさんは無事に引っ越し費用と生活用品を集めることができました。
さらにリチャードソンさんの地元の「Barrington TNR」という団体も、
リチャードさん救出のために動いてくれました。
この団体は動物団体やボランティアの力を借りてリチャードさんが可愛がっていた野良猫全てを保護し、
動物病院へ運びました。
そして猫たちの健康診断の後、猫達に異常がない事を確認してからみんなで引っ越しをしました。
幸せなリチャードさん
リチャードさんは愛する猫達と共に、これまでと変わらない幸せな生活を送っているそうです。
以前は苦情が絶えなかったそうですが、今の場所は元々猫のたまり場だったせいもあり、
誰も苦情を言わないそうです。
動物愛護団体の連携プレー、
ボランティアの方々や資金や物資を提供して下さった多くの人々の支えにより、
リチャードさんは猫達との暮らしを取り戻せました。
老いたリチャードさんが大切な家族と引き離されなくて、本当に良かったと思います。
出典:ペット日和
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