突然の別れ
人の人生の長さはバラバラです。
生まれてから100年という長い月日を生きる人、
はたまた生まれて間もなくに人生を終えてしまう人。
神様によってそれぞれに与えられた人生ですが、その終幕は時として突然訪れる場合があります。
ある日の深夜3時頃、高速道路で起きた交通事故。

事故の通報を受け、現場に到着した救急隊員は思わず言葉を失いました。
そこにいたのは、事故の被害を受けた男性。
状況は凄まじいものでした。

車体に挟まれ、下半身が切断された状態の男性。
しかし信じられないことに彼の意識はまだありました。
下半身が切断された状態にありながら、車体に挟まれた部分が圧迫されていたため、
出血が少なかったのです。
それでも状況は最悪。
男性が助かる状態ではないことを救急隊員は分かっていました。
意識がある被害者の男性は救急隊員に聞きました。
「僕、あとどのくらいもちますか?」
その言葉に救急隊員は、「あと…5分くらいです。」と正直に伝えたそうです。
そして救急隊員は彼に最期の望みはないかと尋ねたのです。
男性の最期の望みは、次のページにてご紹介致します。
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