海の上で出会った恐怖に震える犬が経験した悲惨な出来事と出会いの結末とは…?

流される犬

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ある晴れた日。

その日は休日で、男性はカヤックに乗って釣りを楽しんでいました。

空も綺麗に晴れ渡った青空で、この日は絶好の釣り日和でした。

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釣りのために必要な作業をしていた男性ですが、なにやら突然辺りを見回し始めました。

実はこの時、男性の右後ろからカヤックに近付く犬がいたのです。

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なんでこんな海のど真ん中に犬がいるのか、この時の男性にはまったく見当もつきませんでした。

男性は不審に思いつつも、助けを求めるように泳ぎ着いてきた犬を助けることにしました。

救出

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男性が救い上げたその犬は、見るからに疲れきっていたうえに傷口から出血もしていました。

首輪はしていたようですが、タグが付いていないこの犬は小さく縮こまってとても怯えていました。

kayakku4すぐに男性は、犬の震える体を拭いて温めます。

しかしその日は暖かい気温だったにもかかわらず、

男性がいくら暖めても犬の震えが止まることはなかったそうです。

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男性は、犬がどこから泳いできたのか分からないままでした。

ですが、ひとまず犬をカヤックの後ろに乗せた状態で飼い主さんを探すことにしました。

犬の過去

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陸に到着した時、犬は怖がってなかなかカヤックから降りませんでしたが、

なんとか降ろすことに成功します。

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その時男性は、この犬の足が酷い傷を負っていることに気がつきました。

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男性は飼い主を探しましたが、まったく見つかりませんでした。そ

れでも怪我を治療するために獣医の元に行きました。

その際、犬についていたIDチップからこの犬の名前がバーニーであるということだけがわかりました。

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それにしても、バーニーはなぜ海にいたのでしょうか?

実はバーニー、飼い主さんとのジョギング中にひき逃げにあったようです。

飼い主さんが亡くなってしまうほどの事故で、バーニーは恐怖からパニックに。

無我夢中で逃げ出したバーニーは走り続け、ついには海に飛び込んで1.6キロほども泳ぎ続けたのです。

ともあれバーニーは今、飼い主さんのご家族と暮らしています。

どうやらバーニーの飼い主は事故で亡くなっていたようです。

飼い主が突然亡くなったことであまりにもでかいショックを受けたのでしょう。

バーニーがこれから幸せに生きていくことを祈ります。

出典:mofmo

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