子猫の「オーミ」
セレナさんは、この子猫を「オーミ」と名付けました。
セレナさんは保護施設でオーミに治療を受けさせた後、オーミを自宅で世話をすることにしました。
セレナさんは、次のように話します。
「オーミに出会った瞬間に、彼女の人懐っこく愛らしい性格に心を奪われてしまいました。
それで、フィアンセに相談して彼女を自宅に引き取ることを決めたのです」
セレナさんの家で幸せな生活を送れるようになったオーミでしたが、
オーミの両目の状態は深刻なほど悪化していました。
そして、やがてはオーミの片目が破裂してしまいました。
その結果、オーミは両目の摘出の緊急手術を受けることになりました。
両目摘出手術は、幼いオーミにとっては大きなリスクを負うものでした。
手術後のオーミ
オーミは無事に手術を乗り切りました。
両目を失ってしまったオーミですが、決して弱い姿を見せることなく回復しつつあります。
セレナさんによれば、手術した翌日にはセレナさんがオーミを腕に抱くと、
オーミはセレナさんに甘えてきたそうです。
また、そんな生命力の強いオーミを病院のスタッフの人達も驚きの目でみていたとのこと。
回復へ・・・
オーミは両目を失いましたが、痛みから解放されたことでさらに活発な子猫になりました。
退院してセレナさんの家に戻ったオーミは家中を走り回りました。
そして家の間取りや家具の配置を覚え、ぶつかることなく生活できるようになりました。
そんな活動的なオーミの姿に、セレナさんは感動を覚えるそうです。
実は、セレナさんはオーミに出会う前に交通事故に遭い、
肉体的にも精神的にも大変つらい時期を過ごしていたそうです。
そしてオーミに出会い、オーミから生きる力をもらっているそうです。
オーミの姿から、何が幸せなのかを考えさせられます。
病気とハンディを乗り越えようとするオーミの強さには、驚くと同時に感動を覚えます。
これから、オーミとセレナさんが幸せな日々を過ごせるようにと願うばかりです。
出典:Instagram
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