残されたスージー
次々と里親を見つけることができ、
ケージから去っていく犬たちを見てスージーは嬉しく感じたり悲しくも感じたりしました。
同じ遭遇に遭った犬同士が幸せになれることは喜ばしい出来事ですが、
取り残された自分のことに対してどうしても寂しくなってしまいます。
昨日まで隣にいた犬は引き取られ、 また一人ぼっちになったスージーがいます。
知らない人が来ればスージーは訴えかけるように「引き取って欲しい」と見つめますが、
その気持ちを誰にも気づいてもらえませんでした。
スージーが諦めかけたその時、通り過ぎた一人の少女が引き返してくれました。
心が通じ合ったかのように少女とスージーは見つめ合います。
最後は少女の家族に引き取られ、ようやく自分の属する家を見つけることができました。
作り話ではありません
この動画は、動物愛護団体「SAVE A HOUND」が実際に撮ったものでした。
動画の内容は台本通りに演じたものだけかもしれませんが、
スージーは決して女優犬ではなく本当にシェルターに保護されていた犬で、
この動画が公開された2日後に新しい家族に引き取られていきました。
これによってスージーのような境遇にある動物たちの気持ちを伝えようとしました。
こちらがその動画です。
日本では保健所や動物愛護センターなどに引き取られる動物のうち、
約13万頭以上が殺処分されてしまいます。
規制の緩いペット産業と身勝手な飼育放棄は、不幸な犬や猫を生み出していくのです。
本当にペットを飼いたいのならしっかりと考えた上で決断してもらい、
ペットショップに行くのではなくできれば動物シェルターなどの場所にも行ってみましょう。
出典:YouTube
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