人間を警戒していたけど本当はずっと寂しかった…たっぷり甘えてくれた野良犬の姿に涙が止まらない・・・

浄水場で暮らす犬

“Hope for Paws”に、いつものように野良犬の捕獲要請が入ります。

今回の要請は、ロサンゼルスの浄水場からのものでした。

mufa1

「浄水場に、一匹の野良犬が住みついている。

浄水場には薬品と浄水槽があり、非常に危険なので捕獲してもらいたい」という通報でした。

”Hope for Paws“のスタッフが、この野良犬をチーズバーガーを使っておびき寄せようとします。

最初は距離を取り、徐々に犬との距離を縮めて捕獲するというものです。

できるだけ、犬の負担を軽くするように心がけて行動しています。

捕獲

チーズバーガーでおびき寄せる作戦は上手くいきませんでした。

その結果、犬捕獲用のフープを掛けて捕獲することになりました。

幸い、この方法は成功します。

その際に、この犬は失禁するほど怯えて一瞬でパニックに陥りました。

mufa2

しかし、”Hope for Paws”のスタッフによる

「落ち着いて!」という呼びかけに応じてくれたおかげで、無事に車にまで誘導させることができました。

すると驚くことに、車の中でこの犬はスタッフに甘えてきたのです。

mufa3

その表情が、とても穏やかで可愛いのです。

ずっと寂しかったのでしょう。

その後

施設でこの犬は洗われ、「ムファサ」と名付けられました。

ムファサは寄生虫、皮膚、消化器官疾患の治療を終えて、新しいマイクロチップを耳に入れてもらいました。

mufa4

”Hope for Paws“のスタッフと遊ぶムファサの姿に、かつての野良犬の面影はありません。

人を信頼し、目も生き生きとしてとても健康そうで生気に満ちています。

かなり甘えん坊のようです。

動画を見た人たちからは、ネット上に助けられて良かったと多くの人が書き込みをおこなっています。

救われた後のムファサの姿は、天真爛漫という感じです。

他の保護犬との関係も上手くいっている様子。

もともとムファサは、社会的適合性に富んだ性格だと思われます。

もっと早い段階で、心優しい飼い主さんと出会えていたならば辛い野良の生活を送ることもなかったでしょう。

救出されるまでのムファサの生活を想像するだけでも心が痛みます。

ネット上にも書き込まれていましたがムファサを野良にしたのも人間、野良から救ったのも人間です。

その事を、私たちはもっと考えていかなければなりませんね。

気に入ったらいいね!してね♪

出典:YouTube

【関連記事】

いつもこうして皆の帰りを待っていたんだね…天国へ旅立った愛犬との思わぬ形での再会に涙が止まらない・・・

視力に飼い主、そして高齢…もう未来に絶望しかなかったような犬が見せた安堵の涙に胸が締め付けられる・・・

交通事故の時のパニックから飼い主と離れ離れになった犬→再会を果たして嬉しそうな姿に涙が溢れる…!

脊髄を損傷し、満足に歩けない状態で倒れていた野良犬→絶望の表情から希望の表情へ変わる様子に涙が溢れる…!

空き家に捨てられた2頭の犬が汚物にまみれた悲惨な状況で見せた行動に涙が止まらない…!

 

1 2