あふれ出る涙
視力も飼い主も失い、人のぬくもりを忘れかけていたMuneca。
ボランティアの女性の腕の中で、人のぬくもりを思い出したのでしょうか。
その目からは涙がこぼれました。
これまで数多くの動物を保護してきたセンターの職員たちも、この涙には驚きを隠せませんでした。
この衝撃的な写真はこうして撮影され、アップロードされたのです。
この写真は不憫な境遇にあるMunecaに里親が見つかるよう、Facebookでもシェアされています。
殺処分を逃れる
Facebookでシェアされてから2日後、サンディエゴの動物愛護団体が名乗りを上げました。
この団体は、保護センターで殺処分を待つだけの老犬が天寿を全うできるようにするために活動しており、
その運営はボランティアと寄付で成り立っています。
幸いなことに、Munecaには20人もの人たちがスポンサーに名乗り出ました。
この資金援助のお陰で里親も見つかり、今では静かに暮らしているようです。
私たちができること
今回のMunecaの件は、ある意味ハッピーエンドで終わりました。
しかし、この裏には保護センターで殺処分される動物たちが数多くいることを忘れてはなりません。
また今回、私たちは「動物にも感情があること」を改めて教えられました。
ペットの殺処分が問題になっている日本。
私たちもペットを飼うには、その動物に一生付き合う覚悟が必要なことを忘れないようにしましょう。
出典：boredpanda
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