ブラッド・スポーツ
こうしたキツネ狩りは、
ブラッド・スポーツ(動物に暴力をふるう、あるいは動物同士を戦わせて楽しむスポーツ)と呼ばれます。
キツネの体力がなくなるまで狩猟犬は追いかけ続け、
動けなくなったところをハンターによって一斉に射殺されていまいます。
ハンターたちは決して自ら追いかけるようなことはなく、
狩猟犬に追いかけさせておきながら自分たちは馬に乗って追いかけつつ、
その様子を楽しみながら眺めているといいます。

キツネ狩りは16世紀頃から娯楽であったり軍事訓練の一環として行われていましたが、
イギリスでは2005年から法律で禁じられています。
なお、狩猟のやり方を変えれば合法的に行うことも可能ですが、
この伝統的な貴族文化を諦めきれずに違法な狩猟を行っているハンターは後を絶たず、
法律に則った狩猟は全体の数パーセント程度しかなされていないのが現状だそうです。
狩猟妨害団体のメンバーの中には、その活動の影響でハンターに報復を受けることもあり、
ペットを庭先で殺されてしまったということもあるそうです。
動画はこちら!
今回ご紹介した狩猟妨害の様子は、こちらの動画からもご覧いただけます。
狩猟妨害団体のメンバーは次のように話します。
「狩猟賛同者たちによると、彼らは害を及ぼす動物を狩猟しているのであり、
犬の群れが動物をバラバラに引き裂くのは『迅速で最も良い』方法だと言うのです。
キツネが犬に殺されるところを見たことのある人や聞いたことのある人なら、
それが嘘だとわかるはずです」
こうした団体は、力づくで狩猟を妨害するその様から「過激派テロ団体」などと呼ばれたこともあったそうです。
違法な狩猟とそれを力づくで阻止しようとする権利団体。
あなたはどう思いますか?
出典:rumble
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