様子のおかしい野良犬
野良犬大国と言われているインドで活動している保護団体『Animal Aid Unlimited』。
ある日、この保護団体に1本の電話が入りました。
電話の内容は、「古い建物に入り込んだ野良犬の様子がおかしい」というものでした。

スタッフが駆けつけ、その犬を発見してみると…。

そこには、ひどくボロボロの状態で横たわる野良犬の姿がありました。
スタッフの方々に気づくと、その野良犬は逃げ出そうとしました。
しかし・・・。

ご覧の通り、満足に歩くことができていない状態でした。
どうやら後ろ足が麻痺しているかのような状態のようです。
さらにこの時は左目もひどく腫れていて、よく見えていない状態だったそうです。
保護、そして治療
ボロボロの状態で、どこか表情も暗い様子の野良犬。
そんな野良犬をできるだけ刺激させないようにまずは保護します。

施設へと連れて帰り、診察した結果脊髄を損傷していたことが明らかになりました。
すぐに治療を始め、しっかり歩けるようになることを目標に長い期間をかけてじっくり看病することに決めました。
また左目には定期的に塗り薬を塗っていきます。
果たして野良犬の運命は?
10日後
保護して10日が経過し、野良犬はこのようになりました。

まだ少し後ろ足が不十分な動きの感じですが、たった10日でここまで回復しました。
見事な回復力、そして何よりスタッフの方々の献身的な看病が功を奏したのでしょう。
さらに1ヶ月後

左目も後ろ足も、ほぼ完全に回復しました!
本当に良かったですね。

怪我の回復もそうですが、何よりも変わったのは野良犬の表情です。
最初はうつむきがちだった表情がしっかりと前を向き、希望に満ちた表情になっていると思いませんか?
動画はこちら!
この野良犬の救出劇の一部始終は、こちらの動画からご覧ください。
いかがでしたか?
発見当初は、あまりにも悲惨な状態だった野良犬。
しかし、団体スタッフの方々の懸命な看病と野良犬自身の生命力によって、1匹の尊い命が救われました。
Animal Aid Unlimitedの方々にはただただ頭がさがる思いです。
いつの日か、インドが野良犬大国と呼ばれなくなるような日が来ることを願わずにはいられませんね。
出典:YouTube
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