10日過ぎても見つからず…
カリーナちゃんは実は、シベリアの深い森で道に迷ってしまっていたのです。
熊やオオカミが出没するために、大人でさえ滅多に足を踏み入れません。
大規模な捜索活動が行われましたが、少女の行方が分からないまま10日間も過ぎてしまいました。
カリーナちゃんのご両親は心配で胸が張り裂けそうな思いでした。
母は小さな娘を一人で行かせてしまった事を深く後悔しました。
でも11日目に信じられない事が。
なんと愛犬のナイダが村に戻ってきたのです。
奇跡…!
しかしないだだけが戻ってきたということはカリーナちゃんが既に死んでしまった可能性が考えられ、
救助隊の人々は胸騒ぎが止まりませんでした。
しかし村に戻ったナイダは、すぐに森に戻ろうとしたのです。
救助隊はナイダの後を半信半疑についていきました。
なんとカリーナちゃんは草むらにいたのです。
衰弱はしていましたが生きていました。
側にいた人々はきっと驚いたことでしょう。
ご両親のもとに戻ったカリーナちゃんは、11日間どのように過ごしたのか話し始めました。
川の水と野イチゴで飢えをしのいだこと。
熊やオオカミが近づいてきた時、ナイダが大きな泣き声で追っ払ってくれたこと。
夜はナイダと身を寄せ合って寒さをしのいだことを話しました。
その後のカリーナとナイダ
再び娘を抱くことができたご両親はもちろん、ナイダも抱きしめました。
ナイダはその後村のヒロインとなり、2人の銅像が建てられることに。
その後、カリーナちゃんはすっかり元気になりました。
もちろん命の恩犬であるナイダとは、今でも大の仲良しです。
日本でも、亡くなった飼い主の帰りを渋谷の駅で約9年間も待った”忠犬ハチ公”の話は有名です。
どの地域でもどの時代でも、犬は飼い主に忠実なのでしょうか?
カリーナちゃんとナイダとの心温まるエピソードは素敵でしたね。
思わずほっこりとしてしました。
出典:YouTube
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