危ないから一晩だけ
交通量も激しい道路だったので、
「このまま路上に放置しておけば、車に轢かれて死んでしまう」
と思ったシャラさんは、子猫を自宅へ連れて帰ることにしました。
すでに5歳のピットブル犬ロキシーを含む犬2匹、猫1匹を飼っていたシャラさん。
「子猫は一晩だけ保護してあげて、明日、動物保護団体に引き取ってもらおう」
と考えていました。
温かい部屋とご飯。
1人さまよっていた子猫にとっては安らげる瞬間だったのでしょう。
どこかほっとしているように見えます。
次の日の朝・・・
お別れの前に、シャラさんは
「ちょっとだけ挨拶をさせてみよう」と考え、子猫とロキシーを引き合わせてみました。
この行為が、子猫の運命を大きく変えることになるとは、きっと思っていなかったでしょう。
そっと子猫をロキシーの傍に座らせると…。
ロキシーは子猫に興味を抱いたようでした。
しばらく様子を見ていると… 。
こうなってしまっては、2匹を引き離すことなんてできませんよね。
シャラさんは子猫を引き取って、自宅で飼うことを決断したそうです。
こうして子猫は、この温かい家で暮らすことになったのです。
他の2匹とは・・・
シャラさんは子猫に「クレンショウ」と名付けました。
これは、拾った通りの名前が由来だそうです。
予想通り、クレンショウはすぐにロキシーに懐き、ロキシーもクレンショウの面倒をみてくれました。
仲がとてもいいですね。
まるで親子のようです。
とても愛らしいですね。 もう1匹の犬、11歳のポメラニアンのケイシーとは、すぐに友達になりました。
頭を突き合わせて意思疎通をしています。
甘えん坊のクレンショウは、ケイシーにもぎゅっと寄り添っています。
種族は違っても、お互いの愛情を感じあっているのですね。
猫とも・・・!
さらに、最初は関心のなかった先輩猫のラッキーも、だんだんクレンショウに心を開いていきました。
お兄ちゃんとして見守ることを決意したようです。
1人寂しく道路を彷徨っていたクレンショウ。
たくさんの家族に囲まれて、幸せな日々を送っているそうです。
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