少女「ティッピ」は幼少期をアフリカの野生動物と育ち、そして動物たちと会話する→その姿が美しすぎて泣けると話題に…!

未熟児で生まれた少女「ティッピ」

アフリカ・ナミビアの首都ウィントフーク。

1990年6月4日、ここで一人の少女が誕生しました。

少女の名はティッピ・ドゥグレ。

両親はともにフランスの野生動物専門の写真家、アラン・ドゥグレとシルヴィ・ロベール。

両親は仕事のため、フランスからアフリカに移り住んでいました。

二人の間に生まれたティッピは、出生時に医師が

「残念ながら、長く生きることはできないかもしれない」

と思うほど、小さく弱々しい存在でした。

しかしティッピの名前が、ライオンをペットとして自宅で飼っていたという女優、ティッピ・ヘドレンに由来するように、両親はあえて彼女を生命感あふれる野生動物たちと育てることにしました。

ナミビアにはトラやライオン、チーターなどの肉食獣たちも生息するというのに…。

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背後の像たちを気にする様子もなく、哺乳瓶を傾ける乳幼児期のティッピ。

『ジャングル・ブック』という小説を読んだことはありますか?

ラドヤード・キップリングの小説で、主人公であるモーグリがオオカミに育てられ、野生動物たちと心を通わせながらスリル満点の冒険をする物語で、ディズニー映画にもなりました。

ティッピもこのモーグリのように、幼い頃から野生動物たちと暮らし、人間には考えられないほどの純粋さという能力を発揮し、彼らと絆を結んでいきました。

小説『ジャングル・ブック』のような、一人の少女ティッピが野生動物たちとともに成長する姿が、なんとも美しいと話題になっています…!

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