白い目薬
コンクールで金賞を受賞したのは、89歳の男性が綴った「白い目薬」と言う作品。
この作品を金賞として選んだ選考委員長の中村獅童さんが、舞台上で情感豊かに朗読しました。
この作品について、獅童さんはこのように語っています。
「実は今日泣いちゃって、手紙が途中から読めない状態になったらどうしようかと不安だったんです。最後まで何とか読ませていただけて安心しました。」
幼い頃に積み上げた母との思い出は、どれだけ時間が経ったとしても決して色あせたりはしません。
89歳の男性が書いた本作を金賞に選んだ理由としては、
感動的でありながらユーモアも忘れない内容だったからとのことでした。
日頃の感謝
獅童さんは応募作品を読んでいるうちに5年前に亡くなった母親と自分を重ね、
様々な想いが溢れてきたと語っています。
また2017年には母親の命日の翌日に第一子が生まれ、
顔も母親にそっくりだったという不思議なエピソードも披露していました。
母親の陽子さんは、歌舞伎役者として後ろ盾がいない獅童さんを常にサポートしてくれたそうですが、
いつも些細なことで喧嘩して最後の会話も言い合いのような感じだったとのことで、
「生前からもっと日ごろの感謝を伝えれば良かったと思います。」と獅童さんは語りました。
獅童さんは母が作った最高傑作と言われるような役者となり、恩返しがしたいと語っています。
あなたも母の日をきっかけとしていつも見守ってくれる母に、日頃の感謝を伝えに行きましょう。
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