獣医の選択
当時研修生として勤務していたダニエル・ボイド医師は、診察室へスクィッシュを運ぶよう指示されました。
診察室へ向かう途中、
ダニエルさんは様々な苦難にもめげず明るく元気なスクィッシュに一目ぼれしたそうです。
そして愛情というものを腕の中にいるこの犬に教えたいと思いました。
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スクィッシュが夜を動物病院の檻の中で過ごすことを良しとしなかったダニエルさんは、
一晩だけ彼を自宅へ連れ帰ります。
安心したのか、彼は到着してすぐ寝てしまいました。
明日になればスクィッシュに対し、安楽死の手術が行われることを知っていたダニエルさんは眠れません。
翌朝、目覚めたダニエルさんはもう自分がスクィッシュを飼うと決めていました。
運命の出会い
ダニエルさんの同僚であるアイリーン・ヘルドマン医師もスクィッシュが好きで、
翌日に彼へ外科手術を施します。
一部の顎の骨を切除し、彼は食事を自力で行えるようになりました。
手術後、元気になったスクィッシュは自由に駆け回って様々な遊びをするようになりました。
https://www.instagram.com/p/BTzFYk3BAsz/
しかし、一番嬉しいのはダニエルさんに撫でられることのようです。
実は、ダニエルさんは愛犬を亡くしており、
その時期は丁度スクィッシュが運び込まれた時期だったそうです。
もしかしたらふたりが出会ったのは運命なのかもしれません。
誰かと誰かが巡り合ってつながる縁というのは、不思議なものですね。
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